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川の道フットレース、終わりました。

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僕にとって3回目の川の道フットレース514キロの部、昨日の夕方終了しました。

完走というより、半走半歩の苦しい闘いでしたが、3枚目の完走証をいただき、安堵しております。

リタイアも本気で考えましたが、それでもゴールを目指して頑張れたのは、スタッフ、ボランティア、私設エイドの皆さん、沿道で応援してくれた皆さん、励ましてくれたランナーの皆さん、メール等で応援してくれた皆さんのおかげであったと断言できます。いただいたたくさんの『頑張って!』に応えるには、這いつくばってでもゴールにたどり着くほかありませんでした。どうもありがとうございました。

記録は127時間44分ということで、5日以上を費やしました。今までで一番過酷な川の道となりました。少し振り返ってみようと思います。


平成31年4月30日、午前9時。
150人の川の道戦士達と、遥か彼方、514キロ先のゴールを目指してスタートする。天候は雨。マメは心配だが、走るのには涼しくてちょうど良い。1日、降ったり止んだりだった。いつも通り、荒川の河川敷の単調な道を周りのランナーと談笑しながら進む。早くも異変が起きたのは30キロを過ぎた位の時だった。両ふくらはぎに痛みが走る。例えるなら、100キロマラソン翌日の激しい筋肉痛のような感じ。悪化しないように様子を見ながら慎重に走る。序盤も序盤、こんなところでまともに走れなくなったら、完走すら危うくなる。どこでふくらはぎの痛みがひいたかは忘れたが、その分今度は腿にハリが出てきてしまった。それでもほぼ例年通りのペースで進んだ。秩父に入ってからの睡魔ともうまく闘えたので、151キロ地点、両神荘には午前4時5分に到着。3時間ほど滞在して再スタート。最初の峠、志賀坂トンネル入口174キロ地点を1日の10時31分に通過して、下り切ったところで30分ほど仮眠して、2つ目の峠、このコース最大の難所である標高1500メートルのぶどう峠を目指す。歩き基調でたまに走るを繰り返しながら、いつ終わるとも分からない山道をひたすら登ってゆく。途中から振りだした雨は次第に強くなり、道は雨水が川のように流れ、文字通り川の道となっていた。トンネルすらないので雨宿りもできず、レインコートを着るタイミングを完全に逸してしまった。標高1200メートルを越えるあたりから、みるみる気温も下がり、僕の体温を容赦なく奪っていった。歩くスピードも落ち、なだらかな斜面すらもう走れなくなっていた。恒例の私設エイド、保科エイドで温かいものを頂きながら、さらにストーブで暖をとった。テントの屋根を打つ雨のその激しさは、一向に収まる気配はない。震えが止まらない。このままリタイアしたい。そんな気持ちさえ一瞬起こった。もちろんここで終わるわけにはいかないので、意を決して走り出す。完全に冷えきっていた体を温めるためにも走らなくてはいけなかった。この状況が後に更なる悲劇を僕にもたらすことになる。
小海大橋からの、短いようで長い30キロをクリアして小諸グランドキャッスルホテルに着いたのは日付が変わって2日の午前3時5分。4時間滞在して、再スタート。上田城址のCPも順調にクリアして、次の篠ノ井橋CPを目指していた千曲の手前、戸倉辺りで右腿内側に激痛が走った。嫌な予感が走った。鎮痛剤も全く効かない。走ることを諦めた。恐らく肉離れの類いだろう。295キロ地点あたりの出来事だった。ここで川の道劇場第1幕が終わり、残りの220キロをひたすら歩き通す第2幕が始まった。残りの時間もたっぷりあるし、貯金を使いながらゆっくりゴールを目指そう。もちろん相当悔しかったけど、何かが起こることも想定内。潔く受け入れることにした。善光寺詣りをして、完走を祈念。長野の市街地を抜けて少しして日没を迎える。ナイトウォークに備えていろいろ考えた結果、少し仮眠をとることに。ちょうど休憩できるホテル(いわゆるラブホテル)があったので、3時間コースを1時間延長して小休止。久しぶりのお風呂が天国に思えた。柔らかいベッドも最高だった。このラブホテルは川の道戦士の間では結構名が知れていて、利用された方も相当数いると思われる。無事に再スタートして、浅野の交差点331キロ地点を通過したのが、日付が変わって3日の0時46分。気温もどんどん下がっていった。走る前提での装備だったので、寒さに震えるようになってしまった。足の痛みも酷く、ヨチヨチしか進めない。漆黒の闇のなかで絶望感だけがどんどん膨らんでいく。マイナス思考もピークに達し、この足では到底ゴールまでたどり着くことはできない。飯山にたどり着く前に寒さと痛みで立ち往生することになるだろう。そんな最悪の状況が頭を支配し、ならば引き返してどこかに避難して、翌朝電車で帰宅することにしよう、僕の中で、川の道が一度終了した瞬間だった。3キロちょっと戻った所に、別のラブホテルがあったので、1時間かけて引き返して、そこで朝を迎えた。チェックアウトまでノー目覚ましでゆっくり寝るつもりが、4時間後の7時半には目が覚めてしまった。駅まで1キロちょっと歩いている間に、館山代表にリタイアの旨連絡しようとしていたら、風呂と睡眠のおかげか、思いの外歩ける自分に気付いた。乗ろうと思っていた1時間に1本の電車に目の前で発車されたこともあり、コースに戻ることを決意した。この時もしこの電車に間に合っていたら、今とは違った結果になっていたことは間違いない。絶対にゴールまで行け、という何かの、誰かのメッセージだったのだと思う。あとはひたすら時速4~5キロで、休み休み歩き通した。393キロ地点の旧三箇小エイドには8時間も滞在したし、楽しみだった和田邸エイドも時間を気にせずに楽しむことができた。のんびり歩きの旅も悪くないな。でも、できれば走って旅したいな。

決して安易に考えたわけではないが、それでも一度本気でリタイアを考えてしまった自分を恥ずかしく思う。皆さん、いろんな痛み、トラブルを抱えながら頑張っていたというのに。今回のこの経験が次回以降に役立つことだろう。いつもとは違った角度から川の道を眺めてみて、いい勉強になった。改めて川の道を大好きなんだと気付かされた。思いを新たに、また来年戻って来られたらと思っている。その時は、皆さん、また。。。



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そして明日はエビシャンです!
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19時30分スタート!
お待ちしております。


CATSU
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  1. 2019/05/06(月) 18:28:43|
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