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音楽CATSUどう?

CATSUのブログです。暇つぶしのお役に立てれば・・・。ライブ情報なんかもこちらから発信しますので、たまにチェックを

第4回沖縄サバイバルラン400km 回想記⑤

次の目標は、沖縄最北端のコンビニ、国頭のファミマだ。その少し手前にローソンもある。ここまでくれば残り20kmほど。ハーフ1本。睡魔以外は痛みもそれほどない。まだまだ十分戦える状態だ。一方、Sさんは数時間前からほとんど固形物が喉を通らなくなってしまい、手前のコンビニで補給したエナジードリンクも裏目に出て、国頭のファミマで嘔吐する始末。2年ぶりのリベンジに黄色信号が灯る。一昨年は美ら海を過ぎたあたりで同じように嘔吐して、数km歩いて結局リタイアしてしまったのだ。悪夢再来か・・・。明け方の静寂を切り裂くように、悶絶の声がこだまする。とりあえず僕はお米を補給しながらSさんの様子を見る。しばらく休んでいくのかと思いきや、吐いてすっきりしたのか、すぐにレース再開。すこしばかり長居してしまったが、辺戸岬到着8時予定は十分射程圏内だ。走り出してすぐに、雨がぱらついてきた。またたくまに本降りになり、一気に濡れた。薄手の長そでを1枚着たが、やばい、寒い。これ以上の防寒着を持ってこなかったのはちょっと誤算だった。やはり日が出ていないとき、風があるとき、雨があるとき、汗をかいたあとなどは結構体温を奪われてしまう。走れているうちはなんとか寒さにも打ち勝てるけど止まったら大変だ。さっきのファミマでレインコートを買えばよかった。今からでも会に戻ろうか、と少し悩んだ。そんなに長時間は降り続かないだろうという読みと、最悪バス停かどこかで雨宿りしながら、イマージャンシーシートで暖を取れば何とかなるだろうと判断し、戻るのはやめて進むことに。幸い、雨は10分程度で止んだ。が、一難去ってまた一難。安心したからなのか、睡魔が再び襲ってきた。いろいろやってみたがなかなか簡単には消えてくれそうになかったので、Sさんとは別れ、バス停で5分間ほど横になることに。ほんの一瞬だっただろうが、意識を飛ばすことに成功した。何時間か眠ったかのように意識がはっきり蘇る。再び気持ちを新たに、辺戸岬を目指す。8時前に到着するのは難しくなったが、これ以上遅れなければそんなにオーバーしなくて済みそうだ。もうすっかり夜も開けて、風のせいで荒々しいが、きれいな海を左手に見ながら進んでいく。辺戸岬までのラスト42kmは多少のアップダウンはあるが、それでも穏やかなので走りやすい。登りという登りは3~4km手前の最後のトンネルからぐらいなものだろう。あとは青看板の距離表示で、残り12kmが2回出てくることには注意したい。数百メートル進んだはずなのに、同じ距離表示が出てくるのだ。こんなに走ったのに何で減ってないんだ!?と多少なりとも精神的ダメージを受けるだろう。関門との時間と格闘しているならなおさらだ。だいぶ先の方を走っていたはずの6番Tさんに追いつく。Tさんも胃腸をやられて戻したりしていたそうだ。連続完走にむけて、Tさんもそう簡単にはやめられないのだろう。安否確認、エール交換をして、先にいく。辺戸岬までも10kmを切った。まだ、たったの162km地点ではあるものの、そこにもう少しで到着と思うと、自然とテンションがあがる。ラストスパートでもしたくなるような衝動を抑えるのも楽ではない。あくまでも辺戸岬は通過点に過ぎないということを自分に言い聞かせる。辺戸岬を越えてから、さらに酷い睡魔と、各部の痛み、延々と続くアップダウンと闘わなくちゃいけないのだ。それに暑さが舞い戻ってこないという保証もない。最後のトンネルは1kmぐらいあるのだろうか。途中でまがっているので、なかなか出口の光が見えてこなくてイライラする。もしかしてぐるぐる回っているんじゃないかって思いたくなるぐらいだ。北国小学校を右手に通過し、最後の登りを登りきる。青看板の交差点を左折したら辺戸岬までは残り1km。直前に、前を走る39番のOさんとすれ違う。初出場でこのタイムはすごい。エール交換をして、僕はついに辺戸岬に到着。8時を7分過ぎただけだった。お猿のSさん、そしてP村さんがいた。僕は5番手の到着ということになる。
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  1. 2017/12/07(木) 17:29:35|
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