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第13回川の道フットレース日本横断ステージ520kmの部。戦いを終えて①

ゴールしてからもう10日が経とうとしています。記憶もだいぶ薄らいできましたが、完全に消えてなくなってしまう前に、今回のレースを振り返って1つの資料として、残しておきたいと思います。参考にならないことの方が多いかと思いますし、そもそも、参考にしようと思うのは極少数派でしょう。長文になると思うのでいくつかに区切ってお届けしようと思います。多少記憶もあいまいなところがあるので、距離や時刻がずれている箇所もあるとは思いますが、どうかご容赦を。

4月30日(土)
スタートの1時間ちょっと前に会場の荒川河口、葛西臨海公園に到着する。沖縄サバイバルその他で知り合った顔なじみのランナー達とエールを交わす。萩往還に参加する友人ランナー達もちらほら応援に駆け付けてくれたのが嬉しい。テンション上げるために、缶ビールを1本注入する。(前日の壮行会のおかげで軽く二日酔いだったことはこの際伏せておくことにする。)午前9時。合図と共に120名のランナーがスタートする。520km(通行止めに伴うコース変更で、実際は513,5kmではあるが、レースの名前の通り、520kmということにしておく)、制限時間132時間(5日半)の長い長い徒歩の旅が始まった。沖縄サバイバルの400kmより、120kmも長いわけで、僕にとっては未知への遭遇だ。幸い、不安や恐怖心よりも、怖いもの見たさからくる一種の昂揚感が勝っていたので、気分は明るかった。赤羽から荒川の河口までは何度か走ったことがあるコースなので、早く走り去っていきたいのもやまやまだったが、序盤は序盤、こんなところで調子に乗ったらさすがにこの先ぶっつぶれるのは目に見えていたので、我慢しながらゆっくり進む。最初の5kmは大集団で、そこから徐々にばらけ、15km過ぎぐらいからは独り旅状態になった。天気が良かったので気温はみるみる上昇した。日差しから逃れようのない土手の道では、水分と同時に体力もどんどん体から奪われていくのが分かる。単調な景色の中、ひたすら続く1本道。精神的にも参る。そんなランナーの気持ちを知ってか、数キロおきに、私設エイドを出してくださる方たちがいてくれたのは、地獄に仏だった。1杯の水、コーラ。ちょっとした食べ物が嬉しい。何よりも、行ってらっしゃい!がんばってね!の言葉が身に沁みる。私設エイドの方たちだけじゃなく、応援ランナー達とも何人もすれ違った。この大会の知名度、注目度も結構なものなのだなと思った。新荒川大橋の下の私設エイドで、ビールをいただく。枝豆も。近くにはバーベキュー場もあって、肉と脂の香りで溢れている。このまま腰を据えて飲んで食ってしたい!でも、まだ25kmを少しばかり越えただけ。気を持ち直して、とりあえず彩湖の第1CPを目指す。13時を少し回ったあたりで到着。4時間ちょっとで39km通過。そばが美味い!ほてった体に、ちゅるちゅると流れていく。遠慮なくおかわりをいただく。想定していたペースよりも少し速いが、別に無理もしていないので、このままのリズムで少し貯金を作ることに。40kmを過ぎ、秋ヶ瀬公園を抜けたあたりからようやく初めて目にする景色に変わった。一瞬テンションが上がったものの、やはり川沿いの単調な景色が続く。45kmを過ぎて、砂利道の入り口あたりで私設エイドの歓待を受ける。冷たいおしぼりに始まり、ビール、甘酒、そば、おにぎり、アミノ酸サプリ等々。ありとあらゆるものが揃っていた気がする。このまま飲み続けると危険だと思ったので、アルコールはパスして、他のエネルギーを補給した。わんこそば方式で、いったい何杯いただいたことか。みなさんに遠慮なく召し上がっていただくことが嬉しいんです、そんな言葉をいただいたら、なんと返したらいいものか。やはり完走をもってその気持ちに報いるしかないのだろう。

続く


Catsu
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  1. 2017/05/15(月) 09:58:49|
  2. 歌うアスリート

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