音楽catsuどう?

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第13回川の道フットレース日本横断ステージ520kmの部。戦いを終えて②

第2CPの新上江橋東側、51,3kmは14時30分少し前ぐらいに通過しただろうか。特に異変もなく、暑さと渇きと闘いながらひたすら進む。次のエイド&CPは67,3km地点までは16km。2時間弱ぐらいで行こうと相変わらずのペースで。この辺りは、川の道の記録保持者のレジェンドU澤さん、前回優勝者で今回も連覇を達成されたMさんなんかと同じようなペースで進んでいた。U澤さん、ケガからまだ全快しておらず、今回は歩きがメインになるかもなんておっしゃってたのに、普通にこの位置。いやー恐るべし。ちょうど60km地点あたりに、またしても私設エイドを発見。前のエイドで水分補給を忘れてしまって干からびてしまったという、Mさんが恵みの水をがぶ飲みしてた。痒いところに手が届くような、絶妙な位置でのこういう私設エイドは本当にありがたい。第3CPの桜堤公園入口、67,3kmはほぼ予定通り7時間ちょっと、16時20分過ぎに到着。そば、米その他を補給。CPを過ぎてから1kmほどその名前の通り、桜のトンネルが続く。花はもうとっくに散ってしまったが、葉桜が見事に西陽を遮ってくれた。久しぶりに太陽から隔離されて、気持ちよく走れた。だけど、そんな楽な環境がそう長続きするはずもなく、またすぐに土手の暑い道へと戻された。ふと前方に見慣れたシルエットを確認。サバイバルやフットレースで抜群の強さを見せつけられている、もりしーだった。実は前日の壮行会で、もりしーの所属する、チームViva la Vidaに僕も迎え入れてもらっていた。今回、Viva la Vidaからはもりしーと僕だけの参加なので、唯一のチームメイトだ。もりしーは川の道、前回、前々回と3位という結果を残している。今回は優勝を狙うと言っていたものの、追いついて話をしてみると、どうも体調がすぐれないらしい。冗談かと思ったが、リタイアも頭をよぎっている状態だという。こんなところで終わるはずはないだろう!終われるはずないだろう!と弱ったもりしーに檄を入れ、しばらく並走する。第4CP大芦橋南西側76,4km地点、通称カップラーメンエイドで、もりしーと一緒に麺をすする。大量の汗をかいてきたので、スープの塩分をここぞとばかりに補給する。普段ならスープを全部飲んだら塩分の取り過ぎだと言われるだろうが、この状態ではそれでも足りないぐらいだろう。麺がなくなったあと、おにぎりを入れてスープまで完食する。葛西臨海公園のスタートからずーっと続いてきた荒川の河川敷の景色とも一旦ここでお別れとなり、ここから熊谷の市街地コースへと入る。高崎線の跨線橋を渡る少し手前にある、セブンイレブン吹上南店が、この旅の最初のコンビニということになるのだろうか。もちろん、多少コースアウトすればコンビニに寄ることもできるが、ここまで約80kmは、補給はエイド、または私設エイド、そして自販機のみに頼らざるを得ない。そして今回のように、天気が良いと逃げる場所もない河川敷コースが延々続くので、非常食や熱中症対策などの類の多少の備えを用意しておく必要もあるのかもしれないと思った。
市街地コースに入ると、久しぶりにというかこの旅初めての信号待ちの洗礼を受ける。何回も立て続けに止められると、多少のいら立ちも感じてしまうものかもしれないが、そこは冷静に、屈伸その他ストレッチをする時間をもらったと思って、少しでも体のリカバリーをしながら進むことにした。たかが80kmそこそこでも、すでに足は疲労のサインを隠し切れない模様で、普通にしゃがむことも困難になってきていた。ガードレールや車止めなどを手すり代わりにして、いわゆる和式スタイルで前腿、膝の上あたりを伸ばす。これを少しやるとふっと足が軽くなるのを感じられる。所詮付け焼刃療法なのでその効果もそんなに長くは続いてはくれない。こまめにこの屈伸運動をやり続けたのが、完走につながった1つの要素ではなかったかと僕は考える。第5CP熊谷警察署前、88,9km地点を通過。ちょうど19時ぐらいだったと思う。約90kmを約10時間。上出来だ。これまでのCPにはエイドがあって、スタッフの皆さんもいらっしゃったが、第5CPからはもうそれもなくなる。無人のポイントを通過しながら、シートに通過時刻を記入していくだけだ。第5CPで国道17号線から国道140号線へと左折する。ここからナイトランが始まる。第8CP国民宿舎両神荘まで60km強。秩父の山道を通過しながら夜明けまでにたどりつけるだろうか。もりしーとの並走は続く。
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  1. 2017/05/22(月) 09:03:42|
  2. 歌うアスリート

今夜、16日はカフェイズミで

エビちゃんこと、海老沢直樹さんと睦さんとライブします!
18時30分オープン、
19時15~20時45分ライブ
2,500円(食事、ワンドリンク付き)
MC 投げ銭



川の道フットレース完走証持参してお待ちしてます!


Catsu
  1. 2017/05/16(火) 13:34:58|
  2. ライブ情報

第13回川の道フットレース日本横断ステージ520kmの部。戦いを終えて①

ゴールしてからもう10日が経とうとしています。記憶もだいぶ薄らいできましたが、完全に消えてなくなってしまう前に、今回のレースを振り返って1つの資料として、残しておきたいと思います。参考にならないことの方が多いかと思いますし、そもそも、参考にしようと思うのは極少数派でしょう。長文になると思うのでいくつかに区切ってお届けしようと思います。多少記憶もあいまいなところがあるので、距離や時刻がずれている箇所もあるとは思いますが、どうかご容赦を。

4月30日(土)
スタートの1時間ちょっと前に会場の荒川河口、葛西臨海公園に到着する。沖縄サバイバルその他で知り合った顔なじみのランナー達とエールを交わす。萩往還に参加する友人ランナー達もちらほら応援に駆け付けてくれたのが嬉しい。テンション上げるために、缶ビールを1本注入する。(前日の壮行会のおかげで軽く二日酔いだったことはこの際伏せておくことにする。)午前9時。合図と共に120名のランナーがスタートする。520km(通行止めに伴うコース変更で、実際は513,5kmではあるが、レースの名前の通り、520kmということにしておく)、制限時間132時間(5日半)の長い長い徒歩の旅が始まった。沖縄サバイバルの400kmより、120kmも長いわけで、僕にとっては未知への遭遇だ。幸い、不安や恐怖心よりも、怖いもの見たさからくる一種の昂揚感が勝っていたので、気分は明るかった。赤羽から荒川の河口までは何度か走ったことがあるコースなので、早く走り去っていきたいのもやまやまだったが、序盤は序盤、こんなところで調子に乗ったらさすがにこの先ぶっつぶれるのは目に見えていたので、我慢しながらゆっくり進む。最初の5kmは大集団で、そこから徐々にばらけ、15km過ぎぐらいからは独り旅状態になった。天気が良かったので気温はみるみる上昇した。日差しから逃れようのない土手の道では、水分と同時に体力もどんどん体から奪われていくのが分かる。単調な景色の中、ひたすら続く1本道。精神的にも参る。そんなランナーの気持ちを知ってか、数キロおきに、私設エイドを出してくださる方たちがいてくれたのは、地獄に仏だった。1杯の水、コーラ。ちょっとした食べ物が嬉しい。何よりも、行ってらっしゃい!がんばってね!の言葉が身に沁みる。私設エイドの方たちだけじゃなく、応援ランナー達とも何人もすれ違った。この大会の知名度、注目度も結構なものなのだなと思った。新荒川大橋の下の私設エイドで、ビールをいただく。枝豆も。近くにはバーベキュー場もあって、肉と脂の香りで溢れている。このまま腰を据えて飲んで食ってしたい!でも、まだ25kmを少しばかり越えただけ。気を持ち直して、とりあえず彩湖の第1CPを目指す。13時を少し回ったあたりで到着。4時間ちょっとで39km通過。そばが美味い!ほてった体に、ちゅるちゅると流れていく。遠慮なくおかわりをいただく。想定していたペースよりも少し速いが、別に無理もしていないので、このままのリズムで少し貯金を作ることに。40kmを過ぎ、秋ヶ瀬公園を抜けたあたりからようやく初めて目にする景色に変わった。一瞬テンションが上がったものの、やはり川沿いの単調な景色が続く。45kmを過ぎて、砂利道の入り口あたりで私設エイドの歓待を受ける。冷たいおしぼりに始まり、ビール、甘酒、そば、おにぎり、アミノ酸サプリ等々。ありとあらゆるものが揃っていた気がする。このまま飲み続けると危険だと思ったので、アルコールはパスして、他のエネルギーを補給した。わんこそば方式で、いったい何杯いただいたことか。みなさんに遠慮なく召し上がっていただくことが嬉しいんです、そんな言葉をいただいたら、なんと返したらいいものか。やはり完走をもってその気持ちに報いるしかないのだろう。

続く


Catsu
  1. 2017/05/15(月) 09:58:49|
  2. 歌うアスリート
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